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おんな城主 直虎(最終回) 女性の大河は勇ましさには欠けるが今の時代にはマッチしていた

大河ドラマ、直虎が終了しました。

ほとんど(2/3ほど見ました。序盤の三浦春馬の出ている部分はすっぽり抜け落ちてますが)視聴して思うことは、大河の時代劇にしては勇ましさには欠けたということ。

これは女性が主役で合戦のシーンがなかったからですね。

仕方ない。それにしても、戦のシーンは少なかったような。

主役が菅田将暉に移行しても合戦のシーンはほぼほぼなかったし、家康を追ってストーリーが流れた部分も多かったのに戦のシーンは印象に残りません(ほぼなし)でした。

力と力のぶつかり合いがなかったのですが、政治の話はしっかりあったわけで・・・要するに陰でちょこちょこある政治の部分がクローズアップされていたんですよね。

女性的な戦い方というわけです。いまの時代にぴったりマッチしている。

豪快な感じは今の社会(会社)にはないですからね。陰険陰険している。

ドラマは陰険な感じになったら、おしまいだったのですが、ちょっと(どころじゃなく)気が強く見える柴咲コウを主役に据えたことで、じめっとした雰囲気にはなりませんでした。

でも、影で政治を操るみたいな感じはしっかりあったので、陰険といえば陰険か。

そんな印象にはなりませんでしたけどね。

柴咲コウがどこかの姫役で、それで殿に気に入られていろいろ口を出すとなってたら印象が悪かったでしょうが。

さて、そんな直虎ですが、恋愛要素が強かった。

柴咲コウ(直虎)は三人の男と深くかかわります。

幼い頃から知っている三浦春馬と高橋一生、そして大人になって出会う盗賊の頭、柳楽優弥。

三浦春馬は登場が短く、視聴してなかったのでよくわからないんですが、高橋一生と柳楽優弥とは結構長い期間、直虎(柴咲コウ)はラブラブするわけです。

とくに柳楽優弥とは長く絡み、結婚もしてたし、死期も同じといった扱いになってました。

直虎の最愛の人は柳楽優弥という形で落ち着いた感じです。

また、直虎はやむ負えない状況に追い込まれ、張り付けられている高橋一生を自らの手で殺します。

ここ、話題になったシーンですよね。

ドラマティックといえばドラマティック。

一生ファンにはたまらないシーンだったでしょう。

一生ファンじゃなくても重要なシーンだったので印象には残っているでしょう。

まあ、こんな顛末で喪った人のことは嫌いにはならないし、忘れませんよね。

そんなこんなはあったものの、直虎と最期まで(ほぼ)連れ添ったのは柳楽優弥となったわけです。

これを見ていて思ったのは、やっぱりリアルタイムに生きてる人に思い出は勝てないってゆーこと。

忘れられない人はいても、実際に姿かたちのある男のぬくもりは超えられないわけです。

そんなことを描きたかったわけじゃないでしょうが、見ていてそう思った。

やっぱリアルってつよい。遠くのきれいな思い出より、目の前の役に立つ男ってわけです。

女性の賢さというか逞しさはそういった点からもばっちり表現できていると思ったのですが、どうでしょう。

後半の1/3ほどは菅田将暉が登場し、菅田将暉をメインにして話が進むわけですが、こちらのほうが典型的な大河というか、よくある時代劇でした。

いろいろ意地悪なんかもされ、くやしい思いもしながら、殿(上司)に気に入られて大出世を果たしていくという痛快な展開。

しかし、ひと昔前ならともかく、現代人には共感しにくい内容だったかもしれません。

みんな出世できないもんね。

あ、でも、結局は殿(社長)を押さえておけば、出世も難なくスムーズにいくという世のルールは不変なので、やはり身につまされるものがあるか。

実際は(社長を)押さえようと思って、かんたんに押さえられるものではないから、やっぱり共感しやすいとはいえませんけどね。

視聴率はいまいちだったようですが、内容的にはまあまあだった(と思うんですが、どうでしょう)直虎。

次の大河では、西郷隆盛をとりあげるようです。

いきなり男くさい感じにシフトチェンジするところに、NHKは直虎のような女性的な大河を失敗だったと思っているのか? などと憶測しちゃいますが、実際のところはどうなんでしょう。

でも、同じような内容(テイスト)を連チャンするはずないから、順当なだけかもしれません。

 


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