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探偵はBARにいる2 マツコの「せつないのよ~」の意味がわかる

探偵はBARにいる3(北川景子が出たやつ)の宣伝で大泉洋が夜の巷を徘徊するに出た時に、マツコは探偵はBARにいる2をさかんに推してました。

「せつないのよ~」とか言いながら。

今回、探偵はBARにいる2を見て、そのセリフに納得。なかなかに泣ける映画になっておりました。

あらすじをまとめると・・・

ススキノで働くおかまのゴリ(ガレッジセール)が殺されます(どうしてもゴリエを思い出してしまうんですが、ゴリ、演技はうまかったです)。

その犯人探しに乗り出す大泉洋と松田龍平(お兄ちゃんのほうね)。

それにのっかってくるのがバイオリニスト尾野真千子。ゴリが尾野真千子の熱心なファンだったということで、登場します。

ゴリ殺しの犯人は議員であり、昔ゴリの恋人だった渡部篤郎(過去におかまと関係があったことを隠蔽しようとした)と皆が思い込むんですが、本当の犯人はちょっと病んでいるススキノで働く男。

くだらない嫉妬でゴリを殺してたんですよね。

尾野真千子は実はゴリの妹(一家離散の末、引き離されて育てられた)で、渡部篤郎を犯人と誤解し、渡部篤郎を刺そうとします。

真犯人に気付いた大泉洋は体を呈して尾野真千子の復讐を阻みます。

ストーリーとしてはそんなところ。

尾野真千子はプロのバイオリニストとして成功してるんですが、尾野真千子がそこまでになれたのは、二丁目で体を売ってまでお金を稼いで尾野真千子を育て上げたゴリの支えがあったという哀しいお話でした。

お涙頂戴のストーリーなんですが、話運びがものすごくうまく、ラストで尾野真千子がステージでバイオリンをひきながらゴリとの思い出を回想するシーンではずっぽり泣けます。

気持ち良く泣ける。エンディングで脚本が古沢良太となっていて、納得。

いい映画とかドラマになるかならないかって、やっぱりかなりの確率で脚本家にかかってますよね。

さて、映画の感想ですが、アクション(殴り合い)の多さにびっくりしました。

大泉洋がこんなに体を動かしてるなんて意外でした。

もっと意外だったのは、松田龍平が喧嘩がめっぽう強い役で出ていたこと。

印象と逆な感じなんですが、冷徹に相手を殴り倒していく感じははまってました。

でも、松田龍平ってしゃべり方とか声が優しいから柔らかい雰囲気になってるけど、黙ってると目とか怖いからはまるのか。

ガタイもいいし、喧嘩が強くてもおかしくない。

渡部篤郎は登場シーンは少ないものの、バイセクシャルの役をしっかりやってました。

なんだろう・・・あり得るって感じに見えました。

奔放なおじさんって感じが、そう見えたのでしょうか。

本作のヒロインは尾野真千子だったんですが、大阪弁をしゃべるバイオリニストがわりとはまってました。

がさつな役しかはまらないイメージでしたが、今作では結構しっとりとした役でした。それでもがなりのシーンはしっかりありましたが。

父親が借金で蒸発、一家離散の末に兄(ゴリ)と引き離されて大阪で育てられ(元は室蘭の出身)、バイオリニストとして開花した尾野真千子。

ラストの急展開で実はゴリと兄妹だったとわかるんですが、尾野真千子が妹だったということで、この物語がぐっとせつなくなるんですよね。

ゴリが昔の恋人で今は有名人の渡部篤郎に殺された、でも真犯人は違ってた、では全くせつなくないというか、心に響かない内容でした。

引き離された妹のためにゴリは体を売ってまでお金を稼いで、妹をプロのバイオリニストにした。

そして、妹はゴリを日陰の身にしたままだったことを後悔し(ゴリに言われるままに、ゴリのような兄がいることを世間にふせていた)、復讐に及ぶのです。

せつないですよね。

見てると、ゴリと尾野真千子がただのファンとバイオリニストの間ではないなという感じは漂っていたのですが、ラストまでその関係をひっぱり、一気にまくったストーリー展開がとても良かったです。

おすすめの映画です。

 


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