いい年なのにテレビっ子!

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拝啓ウォシュレット様 ~激しい雨が・・・編(子育て中の主婦、恵子の場合)~

あー、やっと寝た。誰に似たのか、この子、寝つきが悪くて。眠りも浅いし。あいつだな、あのバカ旦那だな。

最近ますます勝手だし。あいつの暴君化を防ぐためにもはたらきてーんだよな、ほんとは。

え? あいつの年収?

五百万。

年? 私とタメの28歳。

そうなのよ、悪くないのよ。

だから、私が外で働くことにあまり乗り気じゃなくて。

これだけ稼いでもダメなの、とか、どうしてそんなに外に出たいの、とか、平気で言うんだよね。

そこまで言われると、こっちもたかが五百じゃんって言いたくなって、大喧嘩。

ま、私も悪いっちゃ、悪いか。

旦那の言う通り、旦那の稼ぎだけで暮らせないこともないし。

あ~あ、でもな~、それだけじゃないんだよな~、お金だけじゃあ。男にはわかんね~だろうな~。

あー、やだやだやだやだ、もうっ、疲れた!

もうくったくた。毎日同じことの繰り返し。

将来のために貯金したいし、働きたいけど、子供預けるところもないし。

保育園落ちた、日本死ね、だっけ?

あれ、わかるわ~。私の場合、横浜死ねだけど。

女の市長のくせに、女に優しくない政治しやがるし~。

あ~、もう、ストレス溜めてたら、また〇んこも溜まっちゃった。

いくらなんでも、三十分は静かにしててくれるだろうから、ストレス解消しーちゃおう。トイレ、トイレっと。

待った? 待った~? 久しぶり~。

この季節はあんたの冷たさが心地いいわ。ちょうどいい感じ。

でも、私、夏が終わるころはまた格段と詰まるのよ。だから、お・ね・が・い、ダーリン。力を貸して。

ボタンをプチっとな。

ああっ!

今日も力強いわね。すごいスタートダッシュ。えぐるようだわ。最大強にしてるからだけど・・・

いいのよ、優しくしないで。気遣いは優しさなんかじゃない。

その強さこそ、私を便秘からすくってくれるの。救い続けてくれてるの。

あなたに出会ったとき、私はフィフティーン。

親が築十年の中古マンションを購入したときだった。

そのころからだったわね、詰まりはじめたのも。生理が安定したかと思ったら、後ろが詰まりはじめて・・・青春時代の私は途方にくれてた。

変わっていく体と心に揺さぶられて。

♪トパーズの月明りあなたを追って~♪

そんな感じぃ?

知らないの? 中山美穂の「C」よ。それはいいんだけど。

私、最初は怖くて、あなたのこと避けてた。

親は大丈夫だ、使えって言ったけど(両親はあなたに夢中だったわね、引っ越し直後から)、私は信じられなかった。

涼しい顔して、他人の秘部を支配するあなたが。

だって、みんなあなたに夢中になるじゃない。それもあっという間に。

出世コースを外れていつも渋い顔をしてた父親だって、好きな人と結婚できなかったから結婚生活がつまらないって娘に平気で言ってた母親だって。

私もそうなる、きっと・・・予感はあったの。知ったらはまるって。馴染んだら離れられなくなるって。

けっして、夢中になったらダメ。快楽におぼれる大人たちみたいにはならない。

意地になってた。潔癖だったのよね。

でも、それだけじゃない。卑怯だと思ったの。だって、そうでしょう、気持ちよくしてやるから、すべてを見せろだなんて。

傲慢よ。自分のこと、神様か、何かだと思ってんじゃない?

私、一生懸命、反発してた。

でも、詰まりまくる日々で私は助けを求めた。お薬はもう嫌だったの。

だって、痛くならないとか書いてるくせに、痛くなったり、スムーズに出なかったりするんだもん。

だから、私、思ったの。内側からがだめなら外側からだって。

稚拙ね。でも、狙いは当たった。

あなたが強く突きあげる。私の入り口が刺激される。

さらにあなたが突き上げる。こじあける。私の中に入ってくる。中があなたで満たされる。

♪激しい雨が俺をあらっう、激しい風が俺をはこっぶ、激しいビートが俺にさけっぶ♪

ほんと、そんな感じよね。

そうしていたら、ダムが崩壊するように、私は過去を放出することができた。

今みたいに・・・

「うおおおおおおおっ!」

この感覚は変わらない。溜めて溜めて出す。

狂気の沙汰よね。望んだことじゃない。いけない遊びだってわかってる。

でも、仕方ないよね、子育てに追われて、あなたとゆっくり向かい合う時間をとれる日も限られてるし。

ほんと、日本死ね、だよね。

日本死ねって思いながら、あなたにまたがりながら私、「死ぬ~」って連呼してる。

あ、でも、わかってると思うけど、この場合の「死ぬ」って苦痛から発する「死ぬ」じゃないからね。

女が高い声で発する「死ぬ~」だからね。

わかってるでしょ。わかってね。

あ、また、泣き始めた。

思ったより全然早かったな。もう嫌になっちゃう。

でも、あの子には私しかいないの。私しか頼れないの。

あのときの私みたいに・・・

じゃあね、私、行くわ。こんなに近くにいるのに、あなたに向かい合う時間がこんなに少ないなんて悲しいけど、でも、大丈夫マイフレンド。

きっとあなたとの日々を取り戻すことができる。あの輝いた日々を・・・育児という名の修行を終えたら。

それまで待っててね。バイ、バイ、サマー

 

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