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すみえの告白~真紀子ママのお店で~

真紀子ママ~、ひさしぶり~。
 
元気、元気、元気で働いてるよ。
ってゆーか、派遣だからこき使われてる~。
貧乏暇なし~。

やだ、たーさん、びっくりするじゃん。
でっかい声で人の名前呼ばないでよ。

すみえって、年のばれる名前なんだから。
怒んなって、おこってないけどさ。
 
それにしても、たーさん、また来てるの?
奥さんに殺されるわよ。

ね~、ママ。

え? 何? 年? なった、なった、なりました四十に。
なりたてです。

は? 半年前もそう言ってたって。

うるさいわよ、たーさん。
大事なことは覚えられないくせに。

ま~ま~って、ママもなんか言ってやってよ、この酔っ払い二人に。

ってゆーか、相変わらず何も言わないわね、ノムさん。

何うんうんってうなづいてんのよ。
なんかムカつくわね。ま、いっけど。
 
それより、ママ、このお店の名前、なんとかなんないの、キャンディーソープって。
絶対におかしな店だと思われてるわよ。

さっき入ってくるときも、サラリーマン二人がじっと私のこと見てたもん。
ってゆーか、なんでこの名前にしたの?

え? 好きな単語で迷って、両方つけた?

ってことは、キャンディーかソープで迷って、キャンディーソープにしたってこと。

そ、そうなんだ。ま、あんまり納得できないけど、それは、まあ、いっか。
 
でも、ソープなんて付けたら怪しいお店だと思われるって思わなかったの?

そう、語呂がいいの・・・
ママはそう感じるの・・・

私にはよくわかんないけど。
ソープで語呂って・・・

え?
韻は踏んでないわよ。
それは勘違い。

ソープって単語一つでどう韻踏むのよ。

キャンディーとソープで韻? だから踏んでないって。

そうなの、って不貞腐れないでよ、ママ。
 
でも、おかしなこと客に求められたことないの? 
このお店の名前のせいで。

ある、あるって、そんな豪快に。
例えば?

え、二階でできると思ってたって怒られた?
二階ってここの二階?

ママの住居?
それって連れ込みなんとかじゃ。

そうそうって・・・大丈夫だったの?
そうなんだ。気の弱い人で良かったね。

それで、他には?
うん、うん、それで。

口じゃ無理だったら手でいいからって。
ふざけんなだよね。
で、いくら出すって言ったの?
三万。

三万か。だったら、手だったら・・・そうだよね。
だめだよね。なめんなだよね。

ピンサロかなんかと思ったのかねって、ママ、ほんとに無防備ね。

ってゆーか、名前からしたらもっとハードなこと期待されても仕方ないかも。
そう? って。

そうなの。
ま、いっけどね。

パンチのある名前が店についてるから、変な客がふらっと入って来ないってのもあると思うし。
 
え? 
何? 
何いきなり言ってんの、たーさん。
 
ママ、たーさんが変なこと聞いてくるんですけど。

うんこ出すのと、セックスでいくのとどっちがいいかって。
え?
ママが言ったの。

なに? どーゆーこと?
うん、うん・・・あ、そーゆーこと。
 
だったら・・・そうだなあ、私は・・・私もうんこかな。
ちゃんといかしてくれる男ってほとんどいないし。

何驚いてんの、たーさん。
ママの言葉にはそーゆー意味もあるのよ。

ねー。
ほら。たーさん、その年でまだ女がわかってないわね。
 
違うわよ、快感中枢が前から後ろに移動してとかじゃないわよ。

ってゆーか、何よ、その快感中枢って。
 
女特有の気持ちよさをつかさどる中枢じゃって・・・
 
ノムさん変なとこだけ口開かないで。
ほんとにむっつりスケベなんだから。
へへじゃないわよ。ほんとに。
 
それより、聞いてよ、ママ。
私、最近ドキドキしちゃうことがあって。
 
ちょっとシーンとしないでよ。
ノムさんとたーさん、そっちでしゃべってて。
ママと話したいから。
え?
二人じゃ盛り上がらないって。

もう、いいわよ、だったら聞いてても。
でも、静かにしててよ。

ママに聞いてもらいたいんだから。
 
でさ・・・実はね、私、最近、男の・・・乳首に興奮するようになっちゃって・・・
違う、違う、生乳首じゃない。
違う、触って興奮とかでもない。
 
あのさ、ポロシャツの上からさ、そのぉ、形とかがさ、見てとれるときってあるじゃん。
 
そうそう、みんながみんなそうじゃないんだけど、筋肉質で胸が出てたり、逆にちょっと胸がたるんで盛り上がってる人がさ、Tシャツ着てたりポロシャツ着てたりすると、乳首が浮かび上がってること、あるじゃない?
 
あれをね、見ると、なんか、ものすごい興奮するってゆーか、あがるんだよね。
変態って、うるさいわよ、ノムさん。
 
あんたにだけは言われたくない。
ねえ、ママ。
 
会社に一人いるんだよね、そーゆー人。
ポロシャツの上から乳首の位置がはっきりわかって・・・うん、そう。たぶんね、大きいんだと思う。首が。
 
胸?
うん、胸も出てる。
筋肉ではないと思う。ちょっと、中年太り。

でもおなかは出てない。
昔何かやってのかな?

あ、そうそう、そんな感じ。
そうなんだ、昔筋肉だったところがたるんでるんだー。

だからかあ、なんか妙に色っぽいんだよね。
男っぽさもあるし。
たしかに、ただのデブではないかも。
 
うん、そう、清潔感はある。
そうなんだよね、不潔で乳首浮いてたら嫌だよね。
ドン引きするかも。
 
ってゆーか、何やってんのよ、たーさん。
 
シャツひっぱって、乳首浮かせようとしてんじゃないわよ。

黙ってろって言ったけど、余計なことしろとは言ってない。
ってゆーか、たーさんの乳首見ても興奮せんわ。
 
ほっとけっていっても、ママ、気になるんですけど。
その人?

大人しくて、ちゃんと仕事してて、研究者っぽくて・・・
うん、顔はいいほう。
地味だけど、整ってる。
 
そう、ちょっとスケベそう。
いいでしょ?
そうそう、何かすごいことしそうな感じもあって・・・
それも大丈夫、声もまぬけじゃない。
低め。

年?
上なのかなあ? 下なのかなあ? 微妙。
 
恋愛感情?
それはない。

でも、乳首にはどきどきする。見ちゃう、見ちゃう。
 
見ちゃうよね~って、たーさん、たーさんの見ちゃうとは違うからさ。
 
それ見た後、これするんだろ? って・・・その手の動き止めてくんない、たーさん。

女はそうやるんじゃないわよね~、って、ママもやめて。
 
しないから。
目に焼き付けてかえってから、とかじゃないから。
 
でもさ、くぎ付けになることは確かなのよ。
こんなの初めて~。
 
え? 嗜好が変わる?
ママもそうだった?
 
何? ママの変化は何だったの?
え? ケツに興奮する?
ケツってお尻?
 
ああ、形とか、大きい野球尻がいいとかってそーゆーこと?
え? 何それ、穴ってこと?
 
ひくわー、それはひくよ。
どこがいいの、穴の?
 
いろんなのがあるんだって~って言われても・・・
そこをいじめんの?
楽しいの?
 
え? 知らないもん、そんな場所のいじめ方。
 
羞恥と好奇心に満ちた男の目? そんなの知らんわ。知りたくもないし。
 
男もいい声出すんだってって・・・ママ、このお店ってやっぱり名前通り・・・
 
あ、そう、それは違う。誤解。
だよね。
ごめん、ごめん、それはないよね。
そっかー、心配することないか。
 
だよね、ママの好みの変化に比べたら、乳首シルエットが気になるようになったぐらいは、まだまだかわいいもんよね。
 
でもさ、これがエスカレートしたらって、ちょっと怖いんだよね。
それこそ、ママの穴以上のものを求めるようになったらって・・・
 
え? それはそれでおもしろいって。
そうなのかもしれないけど・・・ひとごとだと思って。
ま、いっか~
 
彼氏がいるわけじゃないし、ポロシャツの乳首に興奮するぐらい、誰にも迷惑かけるわけでもないしね~
 
そうそうってママに言われても、なんか安心できないんですけど。
うん、でも、すっきりした。

こーゆーのって一人で悶々と悩んでると良くないしね。
みんなに話すと笑い飛ばせるしね。
 
だよね、ママ、ありがと。
じゃ、明日も会社だから、また週末来るわ。
 
たーさんとノムさんもほどほどにして帰りなよ。
じゃ、真紀子ママ、ありがとね。
またね~。
おやすみ~。
 
 
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