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拝啓ウォシュレット様~横須賀あばずれ編~

あ~、ひさしぶり。
あんたに座るとしっくりくるねえ。
 
たるみはじめたあたいの臀部をこんなに優しく扱ってくれるのは、あんただけだよ。
 
それなのにず~っとあんたのこと避けてたなんて、ほんと馬鹿だったよ。
 
出会ったときのこと、覚えてるかい?
やめろよ、恥ずかしい。
 
あたいもとんがってたよね、あのころは。
あんたのこと、頑なに拒否してた。
 
怖かったんだよ。
つっぱってたけど、ほんと子供だった。
臆病だった。
 
傷つけられないか、恥かかされないか・・・あんなに失敗だらけの青春送ってきたくせに、失敗がまだ怖かったなんてね。
ほ~んと、何考えてたんだろ。
 
あの日、あんなことがなかったら、まだ素直になれてなかったかもしれない・・・
 
え? そんなことないって?
なんで?
 
ほんとは俺のこと気になってたくせにって。
調子にのるんじゃないよ。
 
・・・でも、まあ、そうかな・・・やだ、やだ、そこらのかわいい女みてえなリアクションとっちまったじゃねえか。
 
それでいいって・・・
あんた、ほんとにいいやつだね。
いい男。
 
あたい、こんなに骨抜きにされちまって・・・
すべてはあの日にはじまったんだね・・・
 
あの日、あたいはほんとにやばかった。
 
あと一歩でも歩いてたら、もうアウトだって感じになってて。
 
え? おなかの急降下だよ。
言わせるなって。
これでもレディだよ。
 
でも、なんとか間に合って、ひといきついたら、あら、びっくりだ。
 
紙がない。
正確にいえば、ほとんどない。
ふけて一回だ。
 
でも、あたいには確信があったんだよ。
こいつは一回じゃ済まねえって。
 
出してるときからタチの悪い奴だって確信があったからね。
 
さあ、どうしよう。
この後、人に会う約束もある。
それも男だ。
 
うんこ臭いまま会いになんていけやしない。
 
そのとき、あたいはあんたに気付いた。
いつもは無視するあんたにさ。
 
あたいは、あんたにかけてみようと思った。
切羽詰まってたからね。
 
あんたがうまいことやってくれたら、一回分の紙で十分だろう。
でも、あたいは正直怖かった。
 
あんたがどう出てくるか。
どこからくるのか。

どこをめがけてくるのか。
どんな強さでくるのか。
角度は? 温度は?
 
おかしなところを狙われて、服でも濡らしたら、この後が台無しだ。
 
あたいはめずらしく慎重になったよ。

でも、他に選択の余地はなかった。
あんたに賭けるしかなかったんだよ。
 
あたいはあんたに恐る恐る触れた。

あんたは慣れた感じで動いたね。
 
聞きなれない音が個室に響いた。
あたいは、無防備に下半身をさらしてる。
 
もう逃げることはできない。
まな板の上の鯉だ。
 
あたいの心臓はどきどきさ。
 
股の間からプシューって噴水みたいに水が出てくるんじゃないかって、その水にあたったら大変だって、あたいはのけぞって、あんたが出てくるのを待った。
 
そして、あんたはやってきた。
 
「あっ」
 
あたいは思わず声をもらしたよ。
あんたの狙いがあまりにも正確だったもんでね。
 
こいつ、女を知ってる。
それも一人や二人じゃねえ。
そう思ったね。
 
わかるんだよ、あたいぐらいになると。
 
その男がどれぐらい遊んでるかぐらいね。
 
あたいは体の力を抜いた。
あんたに体を預けたんだよ。
 
こいつに抵抗しても仕方ないって思った。
あたいよりずっと上手だってね。
 
心地よかった。
でも、それだけじゃなかった。
 
あんたはあたいをさっぱりキレイに洗い上げてくれた。
それをあたいは少ない、少ない紙で確認した。
 
一回分も必要なかったぐらいだったよ。
あんたは素晴らしかった。
 
職人技、匠の技ってこーゆーことだって思ったよ。
難しい言葉知ってるって?
あたりまえだよ。

こう見えても昔はお嬢だったんだ。
勉強もとびきりできたんだよ。
 
親父が事業に失敗していなくなって、お袋が男作っていなくなって、で、こんなんなっちまったけどね。
 
湿っぽい話さすんじゃないよ。
え? もっとあたいのことが知りたいって?
 
あんた、あたいの一番すごいとこ知ってんじゃん。
下ネタかって? 
下ネタだよ。
 
でもさ・・・あんたは逃げないでね。
急にいなくならないでくれよ・・・
 
逃げれないか、あんたは。
あんたも大変だ。

あたいみたいな女にこんなに頼られちまって。
 
なんだい、何笑ってんだよ?
え? もう、またそれかよ。

それはもう言わないって約束だろ。
 
あれだろ、あんたに慣れてきたころ、あたいが違うボタン押しちまって・・・
あれは衝撃的だったねえ。
 
あたいの別のところを、あんたは正確に攻めてきた。
びっくりしたよ。

今までのどんな男より、こいつはあたいの体を知ってる。
狭いこの空間で、あたいは愕然としたね。
 
愕然とするとともに、思わず声も漏らしたよ。
あんたの動きや強さが巧みだったからだよ。
 
前の客がムーブにしてたからね。
 
あれであたいは、また新しいあんたを知ったんだ・・・感慨深いねえ・・・
 
でも、あんとき、あたい、少しうれしかったんだ。
 
いつもいつも的確なのに、あんたもミスするんだねえって思って。
 
それとも、こいつあたいのこと喜ばせようって頑張ってるのかもって、そんなふうにも思ったよ。
でも、違った。

私が隣のボタンをおしちまっただけだった。
ごめん、ごめん。
 
あんたのせいにしちまって。

でも、こんないいボタンを隠してるなんて・・・あんた、ほんとにいい男だよ。
極上だ。
 
ああ、おしゃべりが過ぎたね。
あんたといるとついつい話が長くなる。
 
さて、あたいのうんこちゃんが降りてきたから、出すとしますか。
 
ふんっ!
今日もスムースアウト。
絶好調だね。
 
じゃ、いつも通り頼むね。いくよ。
ポチッとな。
 
「ああっ!」
誰だよ。
強くしすぎだよ。
 
でも、これもまた悪くないね。
強気なあんたも悪くない。

あたいの入り口をこじ開けて入ってくるワイルドなあんたも好きだよ。
 
「ああ~」
変な音が出ちまった。
 
あたいの中に一瞬たまったあんたを出そうとしたからさ。
 
レディに恥をかかせるんじゃないよ。
 
でも、きれいになっただろうって? そうだけど・・・でも・・・恥ずかしいよ。
 
あたいの全てを知ってると思って無茶するんじゃないよ。
恥ずかしいじゃねえか。
 
さっ!
あんたと遊んでばっかりもいられないよ。
 
仕事だ、仕事。
 
え? あんたを買って家にとりつけてくれるぐらいの稼ぎの男とくっつけって。
余計なこと言うんじゃないよ。
 
馬鹿で稼ぎも少なくて、すぐに浮気して・・・どうしようもない男だけど、でも、あたいはあいつに惚れてんだよ。
 
あたいの周りから家族がいなくなって、友達も離れて・・・そんなとき、あいつは一緒にいてくれた。
 
今のあたいがあるのは、あいつとあんたのおかげだよ。
 
だから、いつかあんたらと一緒に暮らせるために、今あたいはがんばってるんだよ。
 
やばい、ほんとに時間だ。
バイトにおくれちまう。
じゃ、また来るから。
 
もちろん愛してるよ、あんたのことも・・・
 
 
 
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