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人は見た目が100パーセント 最終回は意外にも感動的。一人の女性の成長物語

序盤はいつも通りのおふざけ、でも後半は意外にも感動的に仕上がっていて、びっくりしました。
 
鈴木浩介とか室井滋とか、ベテラン俳優が要所要所をきちんと締めていて、いい感じにまとまっていました。
 
桐谷美玲の演技はアレですけど、今回のキャラにははまっていたと思います。
ぼそぼそしゃべる感じとか。
普段はセリフが聞き取りづらいなと思うんですが、それがこの役ではプラスに働いていたので。
 
前半のおふざけはおもしろかったです。
どんな香水が自分に合うのかわからなくなり、混乱したブルゾンちえみがカレールー(中辛)を手首に塗り出したのはびっくりしましたけど、それを止めて(引き継いで)、「中辛」を舐めたがる鈴木浩介をどついて、いさめる水川あさみが面白かったです。
 
このドラマ、鈴木さんと水川さんのやりとりが面白いシーンが結構ありましたね。
鈴木さんの(たぶん)アドリブに一番うまく対処していたのが水川さんでした。三人の中では最もキャリアのある水川さん。さすがです。
 
ということで、最終回のあらすじです。
 
複数の彼女と付き合っていた成田凌。
成田さんとは合わないということで、別れを選ぶ桐谷さん。
 
その選択をブルゾンと水川さんの二人は支持し、成田凌を忘れられずに落ち込む桐谷さんを励まします。
 
そんな桐谷さんに成田さんがアプローチ。
お互いに気持ちが残っていることがわかり、桐谷さんは復縁してしまいます。
 
これに二人は大反対。
桐谷さんは売り言葉に買い言葉で、二人には関係ないと言ってしまい、二人と距離ができます。
 
そんななか、会社のパーティーが開かれるということで、水川さんたちは香水を研究します。
 
一方、桐谷さんが会社のパーティーがあると口にすると、成田さんが、服やメイクなどはすべて自分がなんとかしてあげる、そーゆーことは得意な人に任せればいいんだよといったことを口にします。
 
これまでビューティー研究をしてきた桐谷さんはこの言葉に違和感を覚えます。
 
そして、会社のパーティーが開かれます。(以前ほどではないが)的外れなおしゃれをして参加するブルゾンと水川さん。
 
成田さんに洋服を選んでもらい、メイクをしてもらった桐谷さんの仕上がりは完璧で、周囲からも褒められます。
 
パーティー会場で、桐谷さんは上司の室井滋にきれいになるってどういうことですか? と尋ねると、あなたはもうわかってるはずよと返されます。
 
後日、古い職場を訪れた桐谷さん。
昔の上司に変わったねと褒められます。
 
本社へ戻りながら、これまでのことを思い出す桐谷さん。
自分が大事なことを見失っていたことに気付き、その思いを成田さんにぶつけます。
 
「自分は変わりたい」と言う水川さんに対して、自分は変われない、そんな無理はしたくない(つまり桐谷さんとの関係も変えられない)と返し、二人はお別れします。
 
その後、桐谷さんは自分を支えてくれていた水川さんとブルゾンに謝罪し、三人の関係は修復します。
 
三人のビューティー研究が再開します。
 
きれいになるっていうことの答えははっきりとはされなかったんですが、「変わろうと努力し続けること」みたいな感じなんですかね。
 
そのあたりの解釈は視聴者にゆだねる形で終了していました。
 
桐谷さんが回想に入るあたりからは結構感動的になっていて、一気にラストまでひっぱられます。
 
それともこれを感動的とか言ってる自分がどうかしてるの?(弱ってる?)
 
ふざけたシーン(でも面白かった)が続いたドラマでしたが、一人の女性(桐谷さん)の成長物語としての側面もしっかり持ち合わせていました。
ラストではその部分がきちんとオチていました。
 
成田さんも意外にも「変われない男の苦悩」みたいなものがにじみ出てて、ん? この人結構演技うまい? と思わされました。
 
このドラマで印象的だったのは水川さんでした。
子持ちの働く女性だったり、先輩的なポジションだったり、(若くはない)年齢を前面に押し出すような役をやっていたので。
 
きれいな若い女(それもメインのポジション)といったこれまでのイメージを覆すような役を面白おかしく、うまく演じられてました。
 
脇のほうが力を発揮できる方なのかもしれません。結構個性も強いし。
 
「東京女子図鑑」(こちらは水川さんが主役)でも意外なほどの演技力を発揮していていたし、今後もテレビに出続ける人なんでしょう。
 
話はそれますが、この「東京女子図鑑」、ものすごく面白かったんです。
時間があったら一話ずつ感想をまとめていきたいぐらい。
 
東京で働く人なら、なにかしら引っかかる部分、納得する部分、頷かされる部分があると思います。
 
脚本が素晴らしかった。
 
「おまえさ、東京ってまだキラキラして見えてる?」
 
これは水川さんの友人、小柳友の台詞なんですが、このドラマの内容をよく集約しています。
 
これを小柳さんが言うシーンがせつないんです。
 
見てない人にはなんのこっちゃって感じで申し訳ないんですが。
 
ちなみに、この脚本を書かれていた方ですが、篠原涼子が出る月9を書かれるそうです。
その月9には期待できます。