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女の勲章(後編) ずるい男、玉木宏が才能豊かなデザイナー松嶋菜々子を抑えつけるが、誇り高い彼女は思わぬ行動に出て・・・

後編、見ごたえがありました。
 
色仕掛けで周囲を丸め込む玉木宏が事業の実権を握り、ずっと松嶋菜々子を抑えつけ続ける展開が意外でしたが面白かったです。
 
世間的には成功している式子(松嶋さん)ですが、裏では銀四郎(玉木さん)に抑えつけられ、仕事を詰め込まれ、パンクしていきます。
 
こんなにわかりやすい図式でなくても、成功者にもこういった裏はあるのでしょうね。妙にリアルです。
 
きれいな衣装を着て、メイクもばっちりの松嶋さん、いまいち悲壮感は出ません。
 
でも、式子は美しく誇り高くないといけないキャラでもあるので、そのあたりは難しいところです。
 
とゆーことで、後編のあらすじ。
 
映画衣装の仕事も成功させ、松嶋さんの知名度と評価は一気にあがります。
 
玉木さんもこのときとばかりに事業を拡大し続けます。
 
しかし、多忙&実力以上に名前がうれたことに式子は不安定に。
 
そんなときに松嶋さんの心のよりどころとなったのが、大学教授の長塚京三。もともと長塚さんに好感をもっていた松嶋さんの心は一気に長塚さんに傾きます。
 
玉木さんは、松嶋さんの弟子であるミムラと相武紗季とは関係を持ちコントロールしていますが、木南晴夏はなかなか支配下に置くことができません。
 
頭のいい木南さんは、他の女たちのように「デザイナーになりたい」「校長になりたい」という要求はしてこず、もっと大きなものを要求してきます。
 
それは新しく縫製工場を作り、その所有権をくれというもの。玉木さんは折れ、この要求をのみ、木南さんをやっと支配下に置きます。
 
松嶋さんは世界的なデザイナー、ランベールと取引し、日本でランベールの服を広めようとします(型紙を売ってもらい、日本でランベールのデザインの洋服を縫製する)。
 
そして、パリへと提携の交渉に出かけます。
 
しかし、情報を察知した浅野ゆう子が横槍をいれ、交渉はまとまりません。
 
困った松嶋さんは学会のためにパリに滞在していた長塚さんに助けを求めます。長塚さんは知り合いを通じ、松嶋さんをランベールに売り込みます。
 
このおかげで、松嶋さんはランベールとの交渉を成立させます。
パリで二人きりの時間を楽しむ松嶋さんと長塚さん。松嶋さんは長塚さんに心を伝えますが、長塚さんはやんわりとこれを拒絶します。
 
パリに長塚さんが居ると知った玉木さんは、パリに松嶋さんを迎えに来ます。
 
これに反発した松嶋さんは長塚さんのホテルへ逃げ込み、二人は結ばれます。
 
長塚さんが所用でパリからロンドンに渡るというので、松嶋さんは強引にこれについて行こうとします。しかし、空港まで追いかけてきた玉木さんがこれを阻止。
 
三人で話し合うこととなり、玉木さんは松嶋さんと自分が関係を持っていることを長塚さんにばらし、二人の関係を壊します。
 
失意のなか帰国した松嶋さんは仕事に没頭します。
しかし、それはランベールのコレクションショーを成功させたら、何もかも捨てて長塚さんの元に行こうと思っていたから。
 
予定通りにショーを成功させ、松嶋さんは長塚さんの元に走ります。
 
しかし、そんな二人の前に玉木さんが立ちふさがります。
 
そして、事業の運営のために松嶋さんは借金まみれになっている(自分がそうした)という難題を二人にぶつけます。
 
これを聞いた長塚さんは、松嶋さんをあきらめ、身をひきます。
 
これからも仲良くやっていこうという玉木さんに、松嶋さんは「複数の女とあなたを共有しながら生きてくなら死んだほうがましだ」という趣旨の言葉を言い、突っぱねます。
 
後日、松嶋さんは学校で裁ちばさみでのどを突き、自殺します。
 
松嶋さんの訃報を知らせる新聞記事の大きさをはかり(広告効果を計算するために)ながら、玉木さんは一人涙を流します。
 
松嶋さんが借金まみれだというのは、自分に松嶋さんを縛り付けておくための嘘だったのです。
 
内容はこんな感じでした。
 
最後は人間らしいオチがつきましたが、銀四郎(玉木さん)ぐらい計算高い男が最後の最後に本当に愛していたのは式子(松嶋さん)だったと言われてもちょっと・・・というのはあるのですが、最後に流れる薬師丸ひろ子のテーマソングに涙を誘われて、そのあたりはあいまいに。
 
よくできた流れです。
 
冷めたつっこみを打ち消す素晴らしい薬師丸ひろ子の歌声。
 
どんなに計算高い人間でも手に入らないものはある。
 
でもって、結局手に入らないもののほうが一番ほしいものだったというオチはどこかリアルです。
 
後編、木南晴夏のいやらしさが目立ってました。木南さん、嫌なところのある女をやらせるとピカイチですね。
 
また、後編では玉木さんがどんどんゲスになっていきます。
 
顔の整った(整いすぎてる?)玉木さんですが、こーゆー人がゲスな感じをやると妙ないやらしさがありますね。
 
いや~な感じではまってました。
 
松嶋さんもいつもとはちょっと違う役を演じてましたね。
 
後編では長きにわたって玉木さんに抑え続けられる役でした。
こんなふうに弱い松嶋さんを見るのは久々でした。
 
でも、いまいち弱い感じはしませんでしたが・・・
 
式子という役のキャラを考えると、強弱あるところを表現されてたのは正解なのかもしれません。
 
「大変な世の中を必死に生き抜く」といった大河的なドラマになるかと思いきや、「仕事の成功? それとも男のゆるぎない愛情? 女の勲章(求めるもの)はどっち?」みたいなちょっとやわらかい内容だったので賛否はわかれそうですが、松嶋さんや浅野さんのきらびやかなファッションもふくめ、十分に楽しめるドラマでした。
 
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