いい年なのにテレビっ子!

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奇跡の人(1) 麻生久美子がイライラしすぎ、峯田和伸がだらしなさすぎ、宮本信子がおっとりしすぎなドラマ

(おそらく)BSでやっていたものをNHK総合(地上波)でまとめてやっていたものを録画し、視聴。

「イグアナの娘」(たぶん岡田先生のはず)や「最後から二番目の恋」などを手がけたベテラン脚本家、岡田惠和の作品ということで見てみました。

しかし・・・(録画はしてるんだけど)続けて視聴するかは疑問。

なんというか、全体的に滑ってる感じがすごいんですよね。とゆーことで、内容にふれるまえに、先に登場人物の説明をします。

亀持一択(峯田和伸)・・・だらしなく、働いてもいない。家賃をためまくっている

鶴里花(麻生久美子)・・・障害のある娘を抱えて奮闘中。元ヤンキー。幼くして両親を亡くしている

鶴里海(住田萌乃)・・・見えない、聞こえない、しゃべれないの障害を抱えている

馬場三太(勝地涼)・・・売れない、書けない詩人

鶴里正志(山内圭哉)・・・海の父親。「つかれた、ご面」のメモを残し失踪中

一択のばあちゃん(白石加代子)・・・田舎で何もせずに過ごしている一択を「できることをみつけろ。人のためになれ」と東京に送り出す

都倉風子(宮本信子)・・・一択のアパートの大家。一択をはじめとする、アパートの住人を子供のように思っている

まず主人子の一択、これがだらしなく、まったく働きません。このご時世にあり得ないほど、危機感ゼロ。

大家の風子に追い出されないことをいいことに(怒られてはいますが)、まともに働こうともしません。

ラッキーに頼って生きてる感じ。共感ポイントなし。

花との出会いのシーンでも、抜いた鼻毛に白いものが混じっていると花に見せたり、清潔感もゼロ。

だらしないのは気にならないけど、清潔感がない感じはひっかかる。

皆が将来を憂い、心配のあまり余計なことや自分に合わないことをしまくっている世の中で、このキャラはあり得ない。

自分も含め、将来不安にテンパりすぎな周囲の人間を見てると、ちょっとはおおらかに構えたほうがいろんなことがうまくいくのでは? とは思うんですが、これだけだらしない人間はいただけない。

次に花。

障害のある娘を抱え、頼る家族もなく(幼いときに父母を亡くている)肩ひじ張って生きているという設定はわかるんですが、ギャーギャーとわめきすぎ。

いらいらしすぎで、人に対するあたりが強すぎて(一択なんて常にボコボコにされている)見てるこっちは不愉快になる。

麻生さんの声の高さ、強さが完全に裏目に出てしまい、甲高い声で一択を責める口調が不快以外のなにものでもなくなってしまっています。

まったく安らげない。

また、障害を扱うということもあってか、笑いをふんだんに盛り込んでいます。

暗くなりすぎないように、お涙ちょうだいが強くなりすぎないようにという配慮だとは思うんですが、これがすべりまくっていて、ぜんぜん笑えない。

画面の中でつるつるとすべっていく演者を見続けるのがただただつらい。

たとえばヤンキーの正志は花と付き合う前から「花命」と入れ墨を入れていたりというシーンがありますが、正直笑えない。

50代とか60代、もしくは10代ぐらいの子には受けるのかもしれませんが、このドラマのメインターゲットであろう30代、40代には響かないと思います。

失踪する前のメモの「ご面」とかも、「ご麺」なら、なんでヤンキーなのにこんな難しい漢字書けんの? って感じでまだ(なんとか)ひっかかります(それでもやめたほうがいい)。

一択が花に一目ぼれする出会いのシーンも、抜いた鼻毛に「白髪混じっていたよ」と一択が花に見せて、花にぼっこぼこにされるというコメディ調で、どうしようもない感がひどかったです。

なんでこんな描き方したんだろ? と思わざるおえない。

自分のできることを見つけられない一択は海を見て、この子のために何かすることが自分の使命だと感じ(これも直感。動機づけが弱い)、海にいろいろ教えていくというのが今後の展開のようです。

たぶん続けて見たら感動的なシーンがあるんでしょう。

これだけの材料がそろっていて(いやな言い方になりますが)、ベテラン脚本家が料理するんです。

泣けないはずはない。

でも、第一回を見た感じではイマイチ箸が進まない。

とゆーことで、第二回目を見るかどうかは微妙です(最終回まで録りためてますが)・・・