いい年なのにテレビっ子!

テレビの感想や芸能ネタなどのつぶやきリポート & 無料小説

十九才 ドラマ甲子園受賞作を映像化。そのあらすじと感想

まずドラマ甲子園ってゆーものを知らないんですが。

何かの新人賞なんだろうなと思いながら、とりあえず視聴。

で、結論としては、つまらなかった。

ラブコメやファンタジーのような非現実的なドラマばかりが作られている中、重いもの、深いもの、文学的なものを作りたいという志は素晴らしいと思うのですが、内容があまりにもともなっていない。

まず、主人公が暗く、皮肉っぽく他人に批判的で、そのわりに男に対する興味&性欲は抜群。

美大に通い、才能があり感受性が強く、ゆえに繊細で難しい女子というキャラのためにこうなっているんですが、それにしても印象が悪い。

じめーっとしていて人間不信っぽいのに、男にはしっかりと近づいていくその感じがどうにもこうにも受け入れられませんでした。

主人公とうまくいってないバツイチの母親(出版社勤務)のほうが明るくさっぱりとしていて、さわやかな感じ。

それが狙いの設定なのかもしれません。ドラマとしてはこれでうまくいってるのかも。

でも、これだと見る人がものすごく限られます。

新人賞だからそれでいいのか。

主人公のモノローグがいちいち文学的で、別にそれはいいんですが(最近こういったドラマがないから、かえって新鮮だった感じもある)、その出来は悪かった。

難解で理解できないのではなく(理解できないくだりの多々あり)、理解できる部分もまったく共感をよばないものでした。

書いてる人や作っている人だけが悦にいってるのでは? と思ってしまった。

ラブコメなどの軽いものに比べ、コケると傷が深いのがこういった重い作品。ものづくりの大変さを感じさせます。

ということであらすじ。

主人公は女手ひとつで育てられている美大の一年生の女子。

一年生では唯一学校主催の賞の候補にあげられるほど、才能豊かですが、母親とはうまくいってません。

そんな主人公が母親と母の実家に帰省。そこに父親の弟子のような存在の虫の研究者の男(アラフォー?)が居ます。

彼に興味をもつ主人公。しかし、その男は母親と何かあったようで、母親は気まずそうな態度を見せます。

男への興味を隠さず、ぐいぐいと男に近づく主人公。

男は彼女を受け入れるような受け入れないような曖昧なスタンスを取り続けたまま、主人公の前を去ります。

また、主人公は学内の賞に入選しますが、大賞ではなく、落胆。自分の才能を信じきっていたので、傷つきます。

学内で賞をとった作品がお披露目される会が催され、男が主人公の元を訪れます。しかし、男は妻子を伴っていて・・・

ああ、結婚してたんだ、だから、ちょっと男といろいろあったっぽい母親は気まずそうだったんだと納得。

ラスト、このネタバレを衝撃的に描こうとしていましたが、それほどの衝撃の結果ではないので、大げさな感じが悪目立ちするばかり。

NHKの最近の新人賞が「あなたにドロップキックを」みたいにライトなもので、フジの新人賞は「十九才」で文学的で重い作品。

皮肉にも局のカラーとは真逆の作品選定になっています。

それぞれほんとに優秀なものを絞っていってこうなったなら仕方ない。

でも、今年はちょっと変わったものにとらせてみようとか、これまでにないもの、目新しいものにしようか、といった尺度を持ち込んで選定してるなら、ちょっとどうかな? という感じ。

そういった運ももちあわせた作品が受賞作になるのは仕方ないんですが、結果内容が伴っていなければ意味がないんじゃないのかなと思いました。

 

↓↓↓読みものアップしてます↓↓↓

https://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Ddigital-text&field-keywords=%E6%A2%85%E6%98%A5