いい年なのにテレビっ子!

テレビの感想や芸能ネタなどのつぶやきリポート

富士ファミリー2017 薬師丸ひろ子とYOUのやりとりが泣ける

続編なのに前回を超えるおもしろさでした。

普通、続編ってパワーダウンするものですが、お笑い度も内容の深みも今回のほうが上でした。

ばあさん役の片桐はいりが主役といっても過言でないぐらい出ずっぱりなのですが、片桐さんがものすごくおもしろかったです。

ベタに珈琲を噴き出したり、バイトの東出昌大の着替えを目にして「ありがたい」と拝みはじめたり、東出昌大にちょっと触れられただけで「キス(を求める)顔」をしたり、とにかく最高でした。

そんな片桐さんでしたが、今回は鹿賀丈史さんと、コンビニのおにぎりを食べながら、戦争でなくなった友人に思いをはせるシーンなどもあり、しんみりとしたシーンもこなしていました。

物語は年末のコンビニ「富士ファミリー」が舞台。

いろんな物語が登場人物ごとに動くのですが、軸は長女の鷹子(薬師丸ひろ子)が、幼い頃幼馴染みのきぃちゃん(YOU、世界的な占星術師になっている)に「この大晦日に死ぬ」と予言されたことから起きるゴタゴタ。

予言は百発百中だった友人の言葉を真に受けて動揺する鷹子ですが、結局はそれは母親に遊ぶなと言われたことできぃちゃんと距離をとった鷹子に対する単なる意地悪だったとわかります。

謝るために鷹子に会いにきたきぃちゃんに、鷹子が投げかける言葉が印象的でぐっときました。

「一人で泣いたりしてない? 誰かにひどいことをいわれたりしてない?」

唐突な感もあるセリフなのですが、深かったです。

今回おもしろかった役は、二女の幽霊カスミ(小泉今日子)の幽霊仲間で出てきた羽田圭介。

意外に演技がしっくりきてるのでびっくりしました。演技してますって感じではなく、自然にこなしてました。

生まれ変わるには手持ちの物を捨てなければならないのに、荷物を山ほど抱えているという幽霊の役で出てきました。

最後は荷物を全部捨てて(一部、カスミに捨てられて)、生まれ変わりへとコマを進めるのですが、カスミはどうしても最後に残った名前(を象徴する名札)を捨てられず、生まれ変わることはできずに物語は終わりました(片桐はいりには生まれ変わると宣言してたのですが)。

こうなると俄然続編に期待がかかりますね。

お正月恒例になるんでしょうか。

今回のようなクオリティならぜひぜひ毎年やってもらいたいと思いました。