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好調のドラマ「逃げ恥」と「昼顔」の共通点。物語をリードするのはモノローグ(心の声)

逃げ恥の脚本家は、野木亜紀子さん。中堅脚本家で、評価が急上昇中の方。

昼顔の脚本家は井上由美子さん。ベテラン大御所脚本家さんです。

逃げ恥と昼顔は、女性の脚本家の方が手かげる、恋愛ものなのです。

二つの物語に共通するのは、モノローグ(心の声)が話をリードしているということ。

昼顔では、上戸彩さんのモノローグが、逃げ恥ではガッキーと星野源のモノローグが物語を進めていきます。

会話ではなく、モノローグで話を進めていくことは書く力がないとできません。チンプンカンプンな心理描写をすると、視聴者があっという間に離れていくからです。

ちっとも共感できんってやつですね。だから、モノローグで失敗するより、下手な会話のほうがまだ救いようがある。

それぐらい失敗すると、視聴者を冷めさせてしまうのですが、逃げ恥も昼顔もこのモノローグがぐっと視聴者の心をつかみ、視聴率をあげているのです(たぶん)。

モノローグは明るいものではありません、たいてい。人の考えていることを切り出せば、どちらかというと暗いものだったりする。悩んでたり、うじうじしてたり。

でも、だからこそ人間くさく、共感を得ることができるのです。特に恋愛のときに抱く不安や臆病さ、期待や諦めなどの感情は誰もが理解しうるもの。

上手く盛り込めば、みんな大好物なのです。

そこをうまく刺激することができるのは、女性脚本家ならではの力というか、感性だと思います。

逃げ恥はまだ中盤ですが、今後もガッキーと星野源のすれ違ったり、引き合ったりするモノローグに期待したいと思います。