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強すぎる原田知世の透明感。「運命に、似た恋」は山口紗弥加のためのドラマだった?

白馬に乗った王子様、デザイナーの斎藤工が、健気で真面目なシングルマザーの原田知世の前に現れて・・・

まあ、恋がはじまるわけですよ。ちょっと韓流っぽいけど、それはそれでいいのです。
そーゆーものだと思えば楽しめます。こーゆードラマも久々だったし。

中盤までは良かったのですが、最後に「死」を持ち込んできたのは・・・いただけない。それまで、そんなトーンじゃなかったので(弱弱しい伏線はありましたが)。

「嘘」「秘密」「盗作」までは許容範囲だったのですが、いきなり「死」なんて重々しいものを持ってきたら、それはあんた、あきまへん。
ずーっと愛だの恋だの言ってて、いきなり・・・ねえ。
知世も追われる側だったのに、急に工にすげなくされて・・・年上の女としてはかなりなショックですよね。

奥田瑛二の怪演とこれまでの伏線をまとめて解消することでなんとかまとまってましたが、いきなり感が半端なかったです。
ハッピーエンドは予想通りでしたが。

あと、くだらないことだけど、ものすごい気になったのが「知世、クリーニング屋の仕事はどうした?」ということ。
最終回、これが異常に気になりました。それまで知世が働いてるシーンが多かったので。

そんなちょっとした疑問や不満はありますが、結構楽しめたドラマでした。

その大きな理由のひとつが、山口紗弥加さん。
彼女の演技がものすごくよかったです。

原田知世に意地悪をしまくる金持ちのちょっと蓮っ葉な女の役なのですが、めちゃくちゃハマってました。

声高らかに知世を虐めいたぶるのも上手かったのですが、斎藤工の部屋で一人呻き声をあげて泣くシーンなんかもすごかったです。
なんというか深い悲しみみたいなものが溢れてて、ちょっともらい泣きしそうになりました(たぶんそーゆー視聴者はほとんどいないと思いますが)。

このドラマで一番おいしかったのは間違いなく山口さんだと思います。
山口さんは福山雅治さんの月9、ラブソングでも「ちょっと蓮っ葉で陰のある専門学校の事務員」を演じてましたね。
菅田将暉に想いをよせつつ、菅田将暉の恋を応援する、みたいな。あの役もはまってました。

今後、もっともっと有名になりそうな女優さんですね。

それにしても原田さん、いつまでも変わらないですね。

すごいことだと思うのですが、役の幅が広がらない残念な感じも・・・でも、それ以上に原田さんの透明感はすごいと思います。
歌も上手いし(声にまで透明感が・・・)

十代からのイメージを変わらず保てるなんて、何でもほじくり返すこのネット時代にあって、ありえないことです。

きちんとした生活を送ってる方なんでしょう。
書いてて思ったんですが、なんとなく吉永小百合さんっぽいですね。タイプは違いますが。

おばあちゃんになってもクリスタリーな輝きを維持してほしいと思います。